額縁から始まる見直し

「防災」を考える上で、ご近所さまとの友好な関係性は、大変重要なポイントとなるそうです。万が一の際の声掛けや助け合いは、現代社会のなかでは見失いがちなつながりではありますが、地域の「防災」を見直すなかで人と人とつながりや関係性を築いていくことも良いコミュニケーションを生み出すかもしれません。先日、我が家で防災会議を開いてみたのですが、子供たちからの意見を集うことも新たな発見がありました。自宅の廊下には家族の生い立ちを写真に収め額縁に入れて飾っているのですが、額縁に使われている素材が、大地震などの際の避難の妨げになるのではないかとという意見が、次女から出されたことをキッカケに、家族の写真を収めるための額縁を、全てアクリル製のクリアフレームにすることにしました。部屋のイメージやインテリアの雰囲気を壊す素材ですと母親からクレームが出そうでもありましたので、どんな雰囲気にも邪魔をしないクリアなフレームを選ぶことで、家族の満場一致の理解を得られることが出来ました。地域のご近所さまとの関係性を良好に保つことも防災への大切なポイントとなりますが、日頃から家族のつながりや関係性を平和に保っておくことも重要な防災ポイントでもありますね。万が一の際に、家族が一緒に避難できないときの集合場所や避難経路などの確認も日頃の家族間のコミュニケーションが重要ともなるでしょう。