西洋の歴史をさぐるなかで「メソポタミア文明」

紀元前4500年頃には都市文明が築かれていた「メソポタミア文明」と「エジプト文明」は、西洋の歴史に大きな影響を与えたと考えられています。

メソポタミア文明で生まれた楔形文字(くさびがたもじ)は世界最古の文字文明であるとされ、さらにはメソポタミア文明を築きあげたシュメール人たちによってギリシャ神話の原型となるシュメール神話やシュメール美術が生み出されていたようです。

シュメール人によって開花したメソポタミア文明は、西洋世界の歴史を知るうえで文明を生み出した重要な役割を果たしたとされています。

またピラミッドの建設で知られるエジプト文明は、象形文字を生み出すとともに死後の世界を信仰するエジプト美術を生み出しました。